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医師会よりひとこと

一般社団法人 日田市医師会 会長 長野浩志

日田市医師会は昭和22年(1947年)に「日田郡市医師会」の名称で設立され、今年で75年目を迎えることになります。また平成17年には日田郡が日田市に併合され、それに伴い「社団法人日田郡市医師会」も「社団法人日田市医師会」と名称を変更いたしました。さらに平成24年全国で施行された公益法人改革により、(非営利)「一般社団法人日田市医師会」として再スタートすることとなりました。現在総会員数は99名となっております。

日田市医師会は、各医療機関における医事業務をサポートするだけでなく、日田市における医療・介護・福祉などのサービスの充実・発展のため重要な役割を果たしてきております。特に最近では地域における高齢化や少子化などに伴う諸問題に対処するため、日田市や大分県と協力し数々の取り組みに参画してまいりました。今後市民の皆さんが住み慣れた地域で安心して暮らせるような仕組み、いわゆる「地域包括システム」を確立しなければなりません。また高齢者の増加に伴う認知症患者の増加は、今後の大きな社会問題の一つです。これらの課題に各々の地域でどのように対応してゆくのか、医師会はその目的達成のための中心的リーダーとなることが期待されています。

医師会の重要な役割の一つであります日田市における医療や保健環境の整備につきましては、同地域の中核病院である済生会日田病院と密に連携しながら、継続的に取り組んできております。また日田市医師会では夜間および休日当番医制度、救急医療体制の構築、学校医制度、警察検死医業務、予防接種事業、様々な公的会議への参加など多くの社会事業に協力しているだけでなく、検診センター、訪問看護ステーション、准看護学院の3つの事業を直接運営しています。これらの事業を着実に遂行することにより、日田市民の皆様が安心して生活ができるような社会の構築に、少なからず貢献できていると確信しております。

日田市医師会は日田市および日田市民のため、今後も会員一丸となって各事業に取り組んで行く所存です。今後ともご理解、ご支援の程宜しくお願い申し上げます。